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2月10日 日曜日
いつも行く神社へ行った時のこと。
この日は同じ敷地内の梅の花を見に行きました。ぶらぶらと散歩を、いつもの道順ではなく、梅の木がある方へ。写真を撮ったりベンチに座ってぼーっとしたり、梅林でゆっくりと時間を過ごしたので、今日はもう神社には寄らないで帰ろうかなと思いました。
一度は帰りかけたけど、やっぱり行こうとまた戻って神社へ。
行って良かった！







↑みけちゃん
みけちゃんはカメラ嫌い。







みけちゃんと、お爺さんの膝に寝てるのがトラちゃん。そのまま( *´艸｀)♪
トラちゃんはお正月に会ったね。

神社へ着くと、石でできたベンチに、白くて長い髭のお爺さんと子供が猫ちゃんたちを囲んでお話していて、二人ともただ猫が好きという感じの様子で、可愛いですねと私も思わず横に座ってしまった。慣れない私が座ったからか、猫たちはすぐに狩りに出ました。お爺さん、「とれもせんのに。」







そのあと他のおじさんが来られて、

「トラみけどこいった？」「そのへんにいるやろ」「せっかくもってきたのになぁ」「いや今たぶん食べへんで」「なんで？」「さっき男の人がごはんあげていったわ、初めて見る人やったなぁ」「そうか」「ここがええやろてわしの膝にトラちゃんのせてどっかいったわ」「そんなことわざわざせんでもトラは勝手に膝にのる」「そうや」「そうそう。ちょっとさがしにいってくるわ。あれ？その赤いのなんや？」「これうちから持ってきたんや、寒いからかけてやろうとおもってな」「そうか、そらええわ」


こんな会話を。赤いのは、フリース生地の膝掛け。


「みんな猫ちゃん見に来られてるんですね」「そうや、ここの猫は人気あるで、猫の会もあるし」「えー！？」「たまーにみんなで食事いったりするんやで、ワリカンでな」「え～！！！行きたいです！」「うん、でもほんまに気が合わんとな」「（私こんな気持ち→･ﾟ･(ﾉД`;)･ﾟ･）」


猫の会私はまだ新入りにもしてもらってません。。。


「猫好きな人だけと違うで」「なんですか？」「亀がいるやろ」「あったかくなったら甲羅干ししますね」「うんそう、それでな、亀が大好きな兄ちゃんがいるんや」「へー」「私らはその兄ちゃんをな、”亀男くん”って呼んでるんや。その亀男くんな、冬は滅多に来いひんのにこの前ふらっと来たんや。それで言うたんや、冬は亀居らんし兄ちゃん寂しいなぁって。ほんなら寂しい言うてたよ」







こんなにほっとする私にとって楽しすぎる会話はなかなかありません。動画を撮っていて会話を録音してしまいました！
そして休日になるとこの神社に居るから、このくらいの時間に居るからと。なんかそれもまたものすごくあったかくて楽しくて、また来週来ますって帰りました。

帰って母に話すと、母は猫の会に大喜び。というか大笑い。亀男くんの話も肩を揺らして傑作傑作と亀男くん連呼していました。母はすぐに傑作って言う。。。
それから何度も私に、猫の会は？って聞くので、母もかなり気になっている様子。

次の週、猫の会の皆さんに会える休日このくらいの時間、私は他のところへ行ってしまってここには行かなかった。この日曜日も行かなかったんです。こんなことじゃいつ猫の会に入れてもらえるやら。



この場所でこんなことが展開されているなんて知らなかった。いつも誰も居なかったのは朝だったからかな。やっぱりここは素敵な場所です。